渋谷から仙台、そして亘理と、たった3時間ほどの間に風景が一変した。
2ヶ月間を振り返ると、ベタだが、「あっという間」だった。。。
実際には長かったんだろうが、追いに追われ、走らざるを得なかった。
だから、そう感じてしまっている。
到着初日、スーツケースを引きずりまわしての到着から、即徹夜作業にはさすがに参った。
ココで自分はどんな戦力になれるかと心配していたが、幸いにも仙台では馴染みのある(東京では知名度が低い)ソフトを導入しての作業になり、序盤から重宝されるようになる。
メインのプロジェクトも一段落したときに頼まれた展示会のパネルでは、某3Dソフトでの作業が自分に与えられた。
今までのクオリティーでは通用しないことは必至で、パネル完成までに1週間もかかってしまった。そのときに、使ったソフトの限界を感じざるを得なくなる。。。
その後は、メインのプロジェクトに合流し、自分のやるべきことをコツコツこなし、何度も先方からの期限延長メールに苦しみながら、最終提出を迎えるに至った。
今回の東京修行の前まで、建築がキライになりかけていた。
なぜ論理がいるのか、ロジカルシンキングの何が楽しいのか。。。
でも、巨匠の講演で気が晴れた気がした。
「1枚のスケッチに魂を込めろ、いつか訪ねてくる者のために」
「否定的に建築を考えず、建築に何が可能かを考えろ」
「世の中に流されず、マグロ(大きな目標)を見ろ」
それが建築家だと。
何を得たとか、具体的なものよりも精神的なもののほうが大きかった東京修行。
これからは1-0の建築より、100-99の建築を目指してみようと思う。
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